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1-1:プログラミングで大事なこと

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ここでは個人的に考えているプログラミングをする際に大事だと思うことを書いていきます。割と説教臭くなってしまったので、必要ない方は飛ばしていただいても構いません。

プログラミングをする際に大事だと思うことは、以下の3点だと個人的に考えています。

「とにかく書いて動かす」

プログラマーという言葉のイメージで何かキラキラしたものを想像する人もいるかと思いますが、実態としては真逆で泥臭く地味な作業の連続です。

余程の天才的頭脳の持ち主でない限り理想の動きをするプログラムを一発で書くのはまず不可能です。

なので、例やサンプルなどのソースコードを実行して書いてある通りの結果になるかを確認するのが第一歩になります。プログラムは環境が同じであれば結果が同じになるという「再現性」が重要なのでサンプルを書いてある通りに動かすことが大事です。

サンプルを動かすことができたらソースコードの一部を自分なりにいじって実行し、結果がどう変わるかを確認します。

「ソースコードをいじって実行する」これを繰り返すことでソースコードの内容理解も進みます。

「バグは出る」

先にも書きましたが、プログラムを書いて実行するとほぼ必ず何らかのエラーや理想の結果が得られません。それを「バグ」と言います。

発生したバグを解消するためにはそのエラーや理想の結果が得られない原因を特定し、修正する必要があります。そして再度実行して確認をする、というのを繰り返してバグを潰していきます。

なのでバグを出すのを怖がらずに、むしろバグは出るものだという前提で気楽にプログラムを書いてください。むしろバグを見つけてやるぞ、ぐらいの気持ちで様々なバリエーションを想定してプログラムを実行していくのが良いかと思います。

「試行錯誤を楽しむ」

何度も書いていますが、プログラミングは基本的に「書いて動かして修正する」の繰り返しです。積み木を積み上げるように一歩一歩目的に向けてソースコードを修正してく、この試行錯誤を楽しめる人はプログラマー適正が高いと思います。

なので、とにかく書いて動かして修正して、という工程を楽しめるようになりましょう。

補足:プログラミングが苦手な人へ

ここまで色々と書いてきましたが、人には得手不得手があり、プログラミングに挫折したり苦痛に思ったりする人もどうしても出てくるかと思います。

個人的な意見ですが、そのような人は無理をしてプログラムを書く必要はないと思っています。

プログラミングができれば確かに何かと便利ですが、あくまで目的を達成する手段や道具です。手段や道具よりもそれを使って「何を実現するか」の方が余程大事なことです。

今は多機能で便利なアプリが色々出てきていますし、どうしても必要な場合はプログラムが書ける人にお金を払ってやってもらえば良いだけです。

なのでプログラミングに挫折したり苦手意識を持っていたとしても「何を実現したいか」というアイデアなどを持っておく方が今後の世の中では重要になっていくと個人的に考えています。


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